2009/07/04
連続ドラマ「ふたつのスピカ」再放送(毎週木曜20時 NHKで放送中)のお知らせ
第1回「宇宙に行きたい!」 総合テレビ 7月7日(火) 0:40〜1:23 (*月曜深夜)
第2回「宇宙飛行士の資格」 総合テレビ 7月8日(水) 0:40〜1:23 (*火曜深夜)
第3回「地球は青かった」 総合テレビ 7月9日(水) 0:40〜1:23 (*水曜深夜)
(レギュラー放送は 7/9(木)20時 第4話)
2009/05/27
映画やドラマの合間の休日、時間があったので生まれてから10歳まで暮らしていた町を散歩。まずは
杉並区の永福町にある大宮八幡宮へ。とても大きな地元の神社。生まれたときのお宮参りもここだし、
幼稚園も神社内にある幼稚園に通っていた。今でも気が向いたときに(年に五回くらい)はこの神社に
お参りに来る。神社は昔から変わらないけど、幼稚園は昔は木造の校舎だったけど、今は新しくなって
いる。後輩達の園児が楽しそうに声を上げていた。幼稚園の隣には大きな区民プールがあって、小学生
の頃、夏によく行った。神社の隣の和田堀公園のあたりは昔のままだ。釣り堀や池もそのまんま。住宅
街も意外に昔のまんま。マンションに変わった所もあるけれど、お店や家や雰囲気は三十年前とあまり
変わっていない。駄菓子屋などなくなったお店もあるけれど、小さな文房具屋さんやお肉屋さんなどは
そのまんまだ。僕が生まれた小さな病院は普通の住宅になっていた。通っていた松ノ木小学校も昔のま
んま。最近では夏に松ノ木プロレスをやっていて、なかなか盛り上がっているらしい。
当時、仲が良かった山崎くんや高橋くんや池田くんの家の前も通ってみたけど、みんなもう、この町
には住んでいないっぽかった。ちょっと寂しい感じもするが、どこかで元気にやっている事だろう。僕
が五年生の時に転校した後に、その3人が、僕がその町に帰ってきたときに町の事を思い出すように、
メッセージや思い出の品をタイムカプセルに入れて埋めてくれた。当時、電話でその場所を聞いていた
はずだが、今回それらしき場所に行ってもどこだか分からなかった。
そのまま歩いて10分くらいの子供の頃によく行った阿佐谷の商店街へ。ちょっとびっくり。アーケー
ド街が駅から数キロ続いているのだが、シャッター商店街には全くなっていなくて、平日の昼なのに人
が溢れていて、お店もみんな開いていて、活気があった。スーパーなどもあるけれど、この辺の人たち
はみんな、小さな魚屋や肉屋で買い物をしていて、それを楽しんでいるんだなあと思った。人と人が支
え合っているというか、弱さやなんかも含めてかかわり合って生きている感じがした。下町に行くとも
っとそういう要素が増えるのかもしれないけど、10歳から住んでいる山の手地区にはない雰囲気だなあ
とあらためて思った。山の手の良さもたくさんあるけど、ここと比べると個々の壁が高い感じがする。
久々のその解放感に、僕もちょっと嬉しくなって、何か買うときや暇そうなおじさんに声をかけるよ
うにした。挨拶程度だったり、ちょっと立ち話的に話を聞いたり。信号待ちで隣にいるおばあちゃんに
も「今日は暑いですね」とか、何かいつも以上に壁をとりはらって、人と関わりたい気分だ。僕も含め
て弱い、でもみんながんばっていて、楽しもうとしている。アーケード街を歩いていて、お腹が減った
けれど、とりあえず地元だった町まで戻って、子供の頃にお小遣いで唐揚げを買っていた小さなお肉屋
さんでメンチカツなどを買って、飲み物もコンビニじゃなく、昔からがんばっている雑貨屋さんで買っ
て、子供の頃に遊んでいた公園で食べた。子供の頃に、毎日、日が暮れるまで遊んでいた町。今、もう
一回やり直せと言われても、やはり同じ遊びをすると思う。遊ぶ場所がたくさんあって、好奇心は途絶
えなくて、子供の目から見ると、世の中はどこまでもどこまでも広い感じがした。
2009/04/03
誕生日です。どこから見ても充分に大人!の年齢になりました。成人式二回分です。
これからも空に浮かぶ風船のように、川面に浮かぶ木の葉のように、ゆらりゆらりと大
きなところを目指して旅していきたいと思います。
2009/03/06
俳優という仕事をさせてもらって17年。最近はとても幸せを感じる。とことんまで何かを
追求して、表現をすることがとても楽しい。神の雫はもともと原作を読んでいたということも
あり、濃い収録をすることが出来た。公開中の「少年メリケンサック」のTELYAというキャラ
も演じていて面白かった。映画を見た人にも好評なようなのでとても嬉しい。
10代の頃に、シティボーイズや怪物ランド、スネークマンショーに影響を受けて、友達と
コントを作り始めた。笑いの中に人生の輝く部分が見えたり、切なさが見えたり。長いものを
作るのは大変なので、コントだと短い時間で、突拍子もない設定で物語が作れる。笑いという
シュガーコーティングの中に優しく口当たりの良いテーマを織り込める。そしてそれらを短編
映画として作り始め、映像を作ることに興味を持った。そして演じることを始めた。
23歳の時にフランスに行って、フランス語では俳優のことを「コメディアン」、女優のこ
とを「コメディエンヌ」と呼ぶ事を知った。演劇のことは「コメディ」。それで自分の中で何
かが結びついた。笑いは人生の美しさ、切なさ、孤独、喜びを表現するために必要な要素だと
再認識した。人は悲しい時にこそ笑ったり、笑うしかなかったり、笑いが何かを救ったり、幸
せにしたり、真剣な姿が笑えたり、笑った後に残る何か・・・。
各国でもお笑いを作り出す人は同時に深みのある表現者でもある(日本だと松本人志や宮藤
官九郎、北野武、小林賢太郎、板尾創路など)。これからも自分なりに真摯に探求し、楽しく
やっていこうー!と思います。
2009/02/28
今月のWORDの更新はお休みさせていただきます。
誠に申し訳ありませんが、次回更新はドラマの撮影が終了した
3月になる予定です。よろしくお願いいたします。
2009/01/03
あけましておめでとうございます! ことしもよろしくおねがいします!!
2008/12/07 NY5
5日目、帰る日。やはり朝6時には目が覚めた。健康的だ。11時の飛行機なので8時にホテルを出れば大丈夫。荷物のパッキングは昨夜してあったので、近くのスタバへ。スタバの手前の旅行代理店の窓に張ってある紙を見ると、ロンドンまでの航空券が結構安かった。今から日本に帰ると14時間、ロンドンなら6時間・・・うーん、魅力的だ。このままロンドンに渡って、西廻りで1ヶ月くらいかけて日本に帰ってくるのも面白そうだ。しかしまあ、早いところ日本にも帰りたい。日本はやはり落ち着く。
コーヒーを飲んで暖まり、ホテルをチェックアウト。ホテルと契約しているタクシーで空港へ。タクシーの運転手さんは普通の主婦っぽい白人のおばちゃんで、どう見てもこの大きな車をいつも運転している感じはしない。日曜日だけ、車を借りてハイヤー業をやっているっぽい。いろんな所で、いろんな人の人生を想像する。降りる時に「水曜にテレビで見たわよ。」と言われた。ハッピーフライトの舞台挨拶は地元のテレビクルーも結構来ていたのでそのテレビを見たのだろう。嬉しい。車を降りて、飛行機のチェックインをした。道は空いていて早く空港に着いたので、コーヒーを買って外でぼんやりと風景を眺める。17年ぶりのNY、次に呼ばれるのはいつだろうか、など考えつつ。近くにスズメがたくさん来て、エサを食べていた。みんな丸々していて、おなかが地面に着きそうなのが可愛かった。
NY日記2008 完
2008/12/06 NY4
4日目。さすがに毎日15時間くらい外を歩いていると疲れる。更に寒いので体にも力が入り体が凝る。分厚いコートだけでも4キロくらいありそうだ。日本では車ばかりでそんなに歩かないが、旅先ではホテルにいてもしょうがないので、一日中歩く歩く。ヨーロッパみたいに歩道に気軽なカフェも無いので、ひたすら歩く歩く。
朝8時、ホテルの近くのスタバに入り、温かいコーヒーを飲みながら昨日ネットで調べておいたチャイナタウンのマッサージ屋さんに電話してみた。部屋はインターネット接続可能だったので、いろいろ日本と変わらずに過ごせるので便利だ。無料で日本とのテレビ電話も出来る。今やホテル滞在でインターネットは電気やガス、水道と並ぶライフラインだ。そこのマッサージ屋さんはアメリカのTIMES誌でベストマッサージに選ばれたお店で、土日は予約しないと難しいらしい。今日は土曜。電話したら10時に予約できたので、そのままバスに乗ってチャイナタウンへ。ご主人は日本語のうまい台湾の人だった。指圧を1時間と足裏を30分、体も軽くなり復活。
軽くなった体でリトルイタリーとチャイナタウンを散策。チャイナタウンに教会がいっぱいあったのが印象的だった。異国のコミュニティで暮らすためには必要だったのだろうと思った。チャイナタウンの麺ショップでワンタンメンと春巻きを食べた。いくつかのお店を見て回って、勘で入ったお店だが美味しかった。入った時は人は少なかったけど、出る頃には中国人のお客さんで満員だった。賑やかだった。
その後、ロウアーマンハッタンをバスでめぐりつつ、タイムズスクエアへ。午後2時なので、3時からのミュージカルのマチネ公演を見ようと思ったが、なぜか総合チケット売り場のTKTSで3時からのチケットは売っていなかった。何故だろうと思ったが、まあ流れに身を任せるとして、今回は見なくてもいいという事なのだろう。取材の仕事をして、街をぷらぷらしてホテルへ戻って少し休憩。
夕方5時にまたバスに乗ってSOHOへ。昨日、インターネットで予約していたオフブロードウェイミュージカルの劇場に行って、チケットを受け取った。開演まで時間があったので近くの携帯ショップをのぞいて、スタバでひと休み。外は寒い。今日はここ数日の中で一番冷える。19時、時間が来て劇場へ。日本でも公演したことがある「Fuerza Bruta」。前衛的な内容で、僕が2003年に撮った映画の「LIFE」の実写版みたいな部分もあって面白かった。男の人がベルトコンベアーの上を歩いていると、前から色んな人がすれ違ったり、後ろから追い越したり、壁のカーテンを北京オリンピックの最後の聖火ランナーみたいに走り回ったり、天井に吊るした透明のプールでパフォーマンスしたり。そのプールは20メートル四方くらいで、下が透明で、さらにプール自体が最初は上10メートルくらいの所にあるが、徐々に下に降りてきて、1.5メートルくらいの高さの所まで来るのでみんなしゃがむ。ホースでお客さんに水をかけたり。踊りまくったり。
終演後、バスでホテルの近くまで戻り、ちょっとお洒落なPOP BURGERで小さいサンドウィッチ3つと赤ワインを頼んだ。明日は日本に帰る日だ。ニューヨーク自体は銀座みたいな感じで、お店を見て美術館を見れば2日も滞在すれば十分な感じだが、4日間でいろいろ見て、ゆっくり考えて、感じることが出来たので良かった。お店を出ると雪が降っていた。道理で寒いはずだ。雪を頭に乗せながら、ホテルに帰った。
2008/12/05 NY3
3日目。やはり朝の6時には目が覚めた。時差ボケなのだろうか。14時間の時差なのだが、朝6時に目が覚めるのは普通というか、まあ健康的な感じだ。コーヒーを買いにホテルの外へ。エントランス前で丁度チェックアウトして出てきた韓国人の女の子に声をかけられた。「ドラマ、見ていましたヨ」、中国や韓国、香港、南はインドネシアまで日本のドラマが広く放送されていて、声をかけられることが結構多い。さらに日本のドラマを好きな人は日本語も勉強していて、日本語が本当にうまい。色んな国の人が自分の出ている映画やドラマを見てくれるのは嬉しい。
そのまま近くのマクドナルドで朝マック。ミッドタウンは昨日だいたい見たので、今日は下のSOHO地区に行くことにした。タクシーは面白くないので、海外では地下鉄を利用するようにしているが、今回は地下鉄は危ないという情報だったので、なるべくバスで移動することにした。バスだと色んな景色が見れるし、いろんな人が乗ってきたり、いろんな会話が聞こえるので面白い、耳にはiPod無しで。
近くの地下鉄の駅に行き、自動販売機でバス&地下鉄1日チケットを買い地上へ。103番のバスに乗って20分で3Av&14thStに来た。ニューヨークは道路が碁盤の目で、全部番号になっているので、住所が分かりやすい。14thでバスを乗り換え、チェルシー地区へ。バスを降りたところにまたApple storeがあったので少し見て、近所のアレキサンダーマックイーンへ。チェルシー地区はレンガ造りの建物が多く、イギリスっぽい。建物もホテルがあるミッドタウンは50階建て、みたいな高層ビルばかりだが、こっちは5階建てくらいの建物も多く、緑も多い。
そのままSOHOのマークジェイコブスなどぷらぷら見ながら、Norita地区へ。どこのお店でも40%オフのセールだったがあまり欲しい物はなかったので、まあウィンドウショッピングを楽しんだ。Noritaで学食みたいなお店があったので、そこで昼食。好きなものを取って、レジでその重さを量って料金を支払う。お店は結構混んでいた。
今日のミュージカルのチケットを買いたかったので、バスに乗ってタイムズスクエアへ。途中、いつも日本から個人輸入をしている撮影機材のお店、B&Hがこの近くだと思って、途中でバスを降りた。泊まっているホテルのカードキーの裏に「B&Hで買い物をすると10%オフ」と印刷してあったのも思い出した。歩いていると、夕方前でどんどん寒くなってきた。空気が冷たくて耳が痛い。ようやくB&Hに着いたが、休みだった・・・表示を見ると金曜日の営業時間は10〜13時。今は金曜の16時、ええ!13時? 土日なら分かるが、閉まるの早すぎないか?・・・調べてくれば良かった。またバスに乗ってタイムズスクエアで降りると、すぐ前の劇場でCHICAGOをやっていたので、これを見ることにした。今回はなるべく目に付いたものや、来たバスに乗るなど、自然の流れに身を任せて楽しむことにしている。
チケットを買って、まだ時間があるので6番街の写真美術館へ。金曜日の5時過ぎは、チケット代は決まっておらず任意の金額だった。とりあえず任意の金額を支払い、中を見た。見終わっても外は寒いのでそのまま館内のカフェへ。そのまま飲み物を頼む前に寝てしまい、1時間後に目が覚めた。ミュージカルまでまだ時間があったので、タイムズスクエアに戻り、トイザらスでお土産を買った。近くのピザhouseで腹ごしらえ。
20時からCHICAGOを見た。昨日のオペラ座の怪人と違い、セットも衣装もチェンジがなく、役者の力重視の舞台だった。5年前に映画は見ていたが内容は忘れていた。なのであまり内容が分からなかったが、それでも主役二人の芝居と歌、パフォーマンスに圧倒されて、2時間半、楽しめた。俳優としてはミュージカルは出来ないが、演出はしてみたいなあと思った。普段、子供と居る時に、楽しい気分を伝えたり、気分をほぐしたりしたいときにちょっと歌っぽくしたりするので、感情表現として歌を使うというのは自然な感じがする。
2008/12/04 NY2
2日目。時差の関係か、朝5時に目が覚めた。散歩にでも行こうと思ったが、窓の外は寒そうなので躊躇。気温はマイナスっぽい・・・しかしもう寝れそうもないのでやはり外へ。近くのApple Storeまで歩いてみた。ここは24時間営業なので朝の6時でも開店している。色々見て細かいものを買って、ホテル近くに戻ってきたら近所のカフェが開いたのでそこでフレンチトーストを頼んだ。
部屋に戻り、出かける支度をして9時にホテルを出た。ブティックやデパートなどは10時からなので、とりあえず歩いて5分のセントラルパークへ。入ってすぐにアイススケートリンクがあって、もうすべっている人がいた。アイススケート場越しの朝日を浴びるマンハッタンもいい感じだった。冬は空気が冷たいので景色がピーンとしていて心地よい。セントラルパークの岩は数万年前の岩だと聞いていたのでそれを見て回った。氷河期に流されてきた岩らしく、マンハッタン自体がその一枚岩らしい。だから平らだし、地盤も固いらしい。その痕跡がセントラルパークにいっぱいあった。
一通り散歩して、近くのバーニーズニューヨークが開いたので見て回った。5番街を歩いてブティックをひやかし、ニューヨーク近代美術館、MoMAへ。1階から6階まで一通り見て、1階のレストランで遅めのランチ。MoMAのレストランのThe Modernはなかなか凝った料理を出してくれるお洒落なフレンチアメリカンレストラン。カウンターでランチを食べながらシャンパンを2杯飲んだ。美術館ではダリが面白かった。8月にもバルセロナで見たが、バルセロナの芸術家は、ダリ、ミロ、ピカソ、ガウディと型破りなタイプが多くて面白い。何かそういう気候なのだろうか。これらの作家はインパクトがあるので子供に受けがいいが、ちゃんと基礎があってのこと、と同時に教えなければならない。
昨日、点灯式があったロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見つつ、夕方にホテルに戻り、2時間睡眠をとった。19時に起きて、20時から開演する「オペラ座の怪人」を見にブロードウェイへ。歩いて20分。劇場のロビーに入るとマネージャーがいたので合流。海外でミュージカルを見るのは初めて。とても良かった。最後はとても切なくて感動した。こっちに来る前にオペラ座の怪人の映画を見ていたので、内容は全て理解できた。こっちにいる間はなるべくミュージカルを見ようと思った。
その後、ホテルの近くのアイリッシュパブへ。入り口でドアマンの人に「IDを」と言われたのでパスポートを見せた。セキュリティがしっかりしているんだなあ、と思ったが、よく考えるとIDを見た後、とても気を使った感じになったので、どうやら年齢確認だったらしい。こっちでは21歳以下は飲酒はダメなので。いくらなんでもそんなに若く見えるのだろうか。大きめのハンバーガーとビールを頼んだ。2時頃に店を出て、歩いてホテルへ。こんな時間に歩いても大丈夫だし(場所による)、一人で歩いている人もいっぱいいた。
2008/12/03 NY1
12月3日、午前11時発のNH010便でニューヨークへ。今回は向こうの日系のソサエティで
「ハッピーフライト」を上映するために渡米。舞台挨拶と取材の予定。滞在は4泊の予定。ニューヨ
ークに行くのはなんと17年ぶり、前に来たのはたしか22歳の冬。時間が経つのは速い!当時はモ
デルの仕事で来た。23歳でモデルの仕事はやめようと思っていたので、丁度、就職をどうしようか
迷っていた時期だった。当時、仕事の途中、ニュージャージーから見たマンハッタンの夜景に感動し
た。人間の作り出した壮大な景色を見ているうちに、いろいろ考えていてもしょうがない、ええい、
やりたいことをやろー、と思って俳優を始めた。とにもかくにも世界の中心、いろんな刺激を受ける
街だ。17年経って、街並みも当時と変わっているのだろうか。
12月3日の午前11時に出発して、NYに付いたのが同じ3日の午前9時。13時間のフライトを
しても、ちょっと時間が戻った。不思議な感じだ。タイムマシンに乗った感じでバックトゥーザフュ
ーチャーのデロリアン気分。帰りは時間が一気に進んで浦島気分なのだろう。アメリカの入国は厳し
いので1時間くらいは審査にかかるかと思っていたが、空いていて10分くらいで外に出られた。
そのままバスで近くのホテルへ行き、衣装に着替えてスタンバイ。外はやはり寒い。北海道くらい
の緯度だそうだが、相当寒い。分厚いコートを持ってきておいて良かった。そしてバスでブルックリ
ンブリッジに行って、New Yorkのビル群をバックに「NYにやって来ましたーっ!」という場面をテ
レビカメラで撮り、再びバスに乗りブルックリンブリッジを渡り、いよいよマンハッタンへ。17年
前とあまり景色は変わっていなかった。違いはあちこちの道路から噴出していた蒸気が無くなってい
るコトくらいだろうか。でもなにかワクワクする街だ。マンハッタンはすごく渋滞していてなかなか
車が進まなかった。時間がないのでタイムズスクエアの手前でバスを降りて徒歩移動。タイムズスク
エアで取材写真を撮り、そのまま国連本部近くのジャパンソサエティへ。
打ち合わせをして映画上映終了後に舞台挨拶を行った。現地の全日空のスタッフが手伝っていて、
受付から映画館に入るまで、空港でチェックインして飛行機に搭乗するみたいな演出になっていて面
白かった。お客さんは日本人半分、外国人半分。みなさん喜んでもらえたようで良かった。今回の映
画はヒコーキを舞台にした、そこに働く人たちのお仕事ムービー。コメディ要素も在り、感動も在り
で海外の人にも通じるテーマだった。
2回目の舞台挨拶まで1時間くらい空いたので、歩いて近くのRITE AIDという24時間営業の薬局へ。そこで現地のプリペイド携帯を購入。本体は7ドルで2ドルの通話料込み。普通に棚にぶらさがっているので、それをレジで買うだけ。現地の携帯は通話料がお得で気軽に使えるので、ハワイやアメリカのショッピングモールで家族や仲間と別行動する時や、「ちょっとロビーに集合」などの連絡がしやすい。各国に行くたびに現地で買った携帯がかなり増えてしまった。どちらにしてもいつも日本で使っている携帯がそのまま世界中のほとんどの場所ででも使える便利さは、やはりスゴイ。こっちでは女の人でもBlackberryやiPhone、HTC等のスマートフォンを使っている人をよく見かける。
2回目の舞台挨拶も無事に終了、ホテルにチェックイン。ホテルはレキシントンAvと57th通りの
ミッドタウンだった。セントラルパークの直ぐ下の右側。ホテル近くのベトナム料理屋で夕食。とり
あえずキャンペーンも一段落で、みんなで乾杯。その後、疲れていたのでホテルに戻って就寝。日本
出発からそのまま仕事だったので、30時間ぶりに横になった。明日は街を歩いてみよう。
2008/11/12 HAPPY FLIGHT
ハッピーフライト、いよいよ公開が迫ってきました。全国キャンペーンも一通り行い、あとは
東京で公開までラストスパートキャンペーンです。主演なのでいろいろやることは多いですが、
楽しくやっております。映画は、ほんっっっっっっっとに楽しい映画になっています。監督の前
作のウォーターボーイズやスウィングガールズをさらにスケールアップした超エンターテイメン
トです!!!
ハワイ行きの飛行機の中のお話なんですが、いろんな事が起ります。それをパイロットやCA、
地上スタッフが力を合わせて、さてさてさてさてどうなるか!というお話で、笑いたっぷりのコ
メディーで、感動、ちょっとのハラハラもあります。最後には爽やかなhappy感を味わっていた
だければ嬉しいです。一人では超えられないけど、みんなで力を合わせて!みたいなウォーター
ボーイズやスウィングガールズにも通じるテイストの超スケールアップ版です。
僕は操縦歴10年くらいの副操縦士で、このハワイ行きのフライトをちゃんと行えば機長にな
れるという大事なフライトです。でもいろんな事がおこります。操縦や判断の部分は間違いなく
ちゃんとしているパイロットですが、それ以外の部分でドジです。エンターテイメントなので、
楽しいドジなキャラクターという部分と、それでも操縦歴10年なので、操縦や判断の部分は完
璧に間違いなく行い、それ以外の部分でドジさ加減があるというバランスに気を使いました。
子供と一緒に見ても楽しめます、これから社会に出る人も、出ている人も、ご年配の方も楽し
める映画です。本物の飛行機や空港で撮影しています。知らなかった事がたくさん出てきて、飛
行機に乗ったことがある方も、これから乗る方も、楽しめる映画になっていますので、ぜひぜひ
お近くの映画館へ!!!!!
2008/10/27 FILM FESTIVAL
10月6日に釜山国際映画祭に行ってきました。映画祭で上映される「ハッピーフライト」の
舞台挨拶を行いました。上映会場は屋外!それも観客が5000人!天候にも恵まれ、ワールド
プレミアは始まりました。スクリーンは横25メートル、縦14メートルというプール並の大き
さ、普通の大型スクリーンの4倍はありました。こんな大きな画面で、こんなに大勢で映画を見
たのは生まれて初めてで、みんなで外で映画を楽しむというのは(見上げると空)、とてもいい
経験&光景でした。
エンターテイメント作品なので、お客さんもすごく笑ってくれて、自分の細かいギャグが他の
国でも通用したのは嬉しかったです。この映画は大きな飛行機や広い空港が舞台なので、やはり
テレビ画面よりも大きな映画館のスクリーンで楽しんで欲しいなーと思いました。僕もほんの数
日前に初めて完成した映画を見たばかりで、今回2回目の鑑賞でしたが、1回目よりも細かいデ
ティールまで見ることが出来、楽しめました。今は連日、キャンペーンで日本各地を回っており
ます。どこかで見かけたら、お声をおかけください!
2008/10/20 12TH ANNIVERSARY
当ホームページも本日で丸12年、13年目に突入しました!干支が一周!これもひとえに
応援してくださるみなさんのおかげです。ありがとうございます!!!これからも自分らしく
歩いて、走って、飛んで行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
2008/09/30 FIRST SCREENING
ハッピーフライトの試写。矢口監督らしい壮大なエンターテイメント
に仕上がりました。飛行機にたずさわる多くの人たちの物語。登場人物
みんなが飛行機を飛ばすため、力を合わせて一つの方向に突き進んでい
くお話。(いろいろなことが起るが・・・) 矢口ワールドおなじみの
笑いあり、ドキドキあり、感動ありの映画だった。参加できた事を本当
に誇りに思う。飛行機と同じで、映画も多くの人が力を合わせて公開ま
で突き進んでいく。これからキャンペーンが本格的に始まる。一人でも
多くの方に楽しんでもらえるように動き回りたい。子供からお年寄りま
で、カップルでも友達同士でも親子でも楽しめるヒコウキ娯楽エンター
テイメント映画です! 11月15日、全国東宝系映画館で是非!!!
2008/08/09 OLYMPIC SUMMER
7月下旬。劇団新感線の「五右衛門ロック」を観劇。夏の暑さに包まれたコマ劇場は、出演者の
旗が熱風になびき、お祭りムード一色だった。あっという間の3時間。いのうえさんの演出と俳優
の演技がすごかった。盛りだくさんの見せ場。次の日も見に行きたくなっていた。
8月上旬。宮藤さん監督の「少年メリケンサック」の初号試写を鑑賞。直球じゃないのに、ど真
ん中にボールが来た感じ。クセの在る変化球なんだけど、ミットが心地よく響く感じ。投げて直ぐ
に変化するんだけど、バッターの所ではストレートになっている感じ。あっという間の2時間。自
分の出演場面も、思いっきり作り込んでいるので客観的に楽しめた。
8月8日。オリンピックの開会式をテレビで観覧。選手や関わる人がみんな嬉しそうな笑顔で、
ついつい4時間も見てしまった。最大以上の努力をして、精神と肉体を研ぎ澄ませている人たちの
存在感は輝いている。メダルよりも、世界中の人々の心に残る瞬間を楽しみたい。
そして、ずっと寝ていて4年に1度目が覚める「こち亀」の日暮さんは、今回も目が覚めて活躍
しているのだろうか? 僕が小学生の頃(30年くらい前!)からずっと続いている「こち亀」も
オリンピック並にスゴイ。
2008/07/18 SHOOTING NEW DORAMA
7月に入ってから暑い、そしてビールが美味しい。8月1日に放送するドラマ「阿久悠物語」の
撮影とモノローグ撮りも終わり一段落。このドラマは1970年代の話だった。1969年生まれ
の僕が子供の頃に見ていた世界。みんな生き方が熱い。熱風が吹いている感じ。インターネットも
携帯電話もない時代。人と人が顔を合わせて関わり合い、支え合い、ぶつかり合い、思い合い、生
きている。そこには体温と摩擦がある、だからこそ暑いし熱い。その関係性も厚い。現代では見失
ってしまったモノをたくさん発見し、逆に現代の良い所もたくさん発見した。
2008/06/03 SHOOTING NEW MOVIE
昨年からなんとなく準備、今年3月からのパイロット訓練、4月からの大規模な
撮影、制服も飛行機も空港も本物、ANAさんの全面協力の元、ハッピーフライト
の撮影が無事にクランクアップ!監督は優しい目線でスタッフ、キャストを見つ
め、同じく優しい目線でお客さんに作品を渡す感じだ。なので現場は心地よい。
毎回のことですが、勉強することもたくさんありました。完成が楽しみです。
2008/05/07 HUMBURGER
塩ハンバーグが食べたい。あれは忘れもしない2月中旬、大阪での舞台も後半戦
にさしかかった頃、ラストスパートのパワーチャージのため夜公演の後に総勢40
名で焼き肉を食べに行った。そこは一頭丸ごと牛を買ってさばくという店で、あら
ゆる部位の肉を食べ尽くした。満足である。当分、肉は食べなくてもいい!はずな
のだが、翌日の昼に塩ハンバーグを食べに行くというツアーがあって、僕はそれに
も参加申し込みをしていた。大阪は劇団☆新感線の出身地であり、演出いのうえさ
んが大のグルメなので、毎晩、何らかのグルメ☆ツアーがあって、行きたい人は前
日までに参加を申請する。そして、焼き肉の次の日の昼は塩ハンバーグだった。聞
き慣れない「塩ハンバーグ」という響きに誘われて参加を申請していた。焼き肉が
あんなに充実しているとは思っていなかった。肉から肉である。危険な綱渡りだ。
翌朝11時、集合場所に行くと参加者はいのうえさんを含めて8名だけだった。
みんなさすがに「肉肉」はきついですわ、と言っていたらしい。僕も正直、前日の
肉を消化しきれていないが、いのうえさん自ら名付けた「ハンバーグ探検隊」の一
員として大阪ビジネスパークから地下鉄で40分くらいのお店に向かった。
なかなか重厚な店構え、席に着くなり、一行は目当ての塩ハンバーグを頼んだ。
そして待つこと少し、アイツがやってきた。アイツは素晴らしかった。何もソース
をつけなくても美味。塩とコショウを少しかけても美味。どっちも美味。箸で切る
たびに肉汁がじゅわり。あっさりしていて肉・肉でも大丈夫。しかし・・・一口食
べるたびに・・・当たり前だが・・ハンバーグは小さくなっていく。切ない・・・
みんな無言。いつまでも続いて欲しい、しかし無情にもハンバーグを食べる手は止
まらない。銀河鉄道999が終着駅に着くような、そこが目的地だけれど、いつま
でも旅が続いて欲しい様な、NEVER ENDING JOURNEYの様な!ハンバーグの写真
を撮る者、泣く者(これは嘘です)、各自がその至福の時間を過ごし、夜公演に向
かった。
それから数ヶ月後、映画のロケで大阪に来た。撮影が休みの日の昼に塩ハンバー
グが食べたくなり、行ってみた。電車で1時間。しかし、席に着くなり「いい肉が
あるんだよ、これだよこれ、いい所に来た、このまま軽く焼いてステーキで美味し
いぞ。」とマスターに言われた。「ハンバーグを・・・」と何度言っても取り合っ
てくれない。何度も「ハンバーグを食べたい」と交渉したがダメだった。最終的に
僕はその肉のステーキを頼み、一緒に行ったマネージャーは、「塩ハンバーグを食
べたことがなく、それが目的で来たのでどうしても食べたい」と説明し、ようやく
塩ハンバーグを注文させてくれた。マネージャーの前に来た塩ハンバーグを見なが
ら、ステーキを食べた。しかしそのステーキもさすがに美味。ソース無しでそのま
んまで美味、塩とコショウを少しつけても美味。それに合う白ワインも出してくれ
て、最高に贅沢な時間をすごした。しかし塩ハンバーグに対する想いが残ってしま
ったので、次に大阪に行ったときはまた行きたいと思う。その時は何としても塩ハ
ンバーグを頼みたい。
2008/04/05 BIRTH DAY
春です。39歳になりました。すべてに感謝です。普段のんびりしているので、時
間を上手に使って、充実した一年にしたいなあと思います。春は苺が美味しい季節で
す。久々のシャンパン&苺です。苺はクリスマスからひな祭りに需要が伸びますが、
本当の季節は4月ごろかららしいです。ちなみに1月5日は「いちごの日」で、毎月15
日も「苺の日」らしいです。とりあえず春です。少しずつ陽ものびます。子供の頃は
誕生日が4月3日で、学校が始まるのが誕生日の数日後の4月6〜7日くらいだった
ので、新学期はいつも一人、歳が一つ多くて「ダブってないよ、まったくダブってな
いからなー」という気分でした。(4/2〜翌年の4/1生まれが同学年ですちなみに。)
そんなこんなで春です。桜も梅もチューリップも咲く暖かい春。