【マイケルの格好をする】 画像合成によってマイケルジャクソン気分を味わうために、まずは僕がマイケルになりきらないといけない。マイケルの格好をしてプロモーションビデオ同じポーズを決める。それを写真に撮り切り抜いて、プロモーションビデオのマイケル部分に合成していくのだ。そうすれば僕がマイケルのように見える、という寸法だ。 マイケルっぽい服装セット そこで、先週に引き続きコスプレグッズをあたった。マイケルジャクソンのコスプレには「スーパースリルスターセット」というものがあった。上着、パンツ、かつらがセットされている。「スリラー」の時のコスチュームを模したコスプレグッズなのだろうが、マイケルジャクソンとはどこにも書いてない。 まあ、イケテル 「まあ、イケテル」と「マイケル」の駄洒落でうまく切り抜けているのだ。 装着例 パッケージには「スーパースリルスターセット」を身につけたモデルさんの写真が載っていた。 僕が目指しているのはマイケルジャクソンなのだが、このモデルさんは何になりたかったのだろうか? まったくマイケルジャクソンっぽくない。このセットでマイケルになれるのか? 若干の不安は残るものの、他にマイケルジャクソン風な格好は売ってない。スーパースリルスターセット以外に選択の余地は残されていないのだ。 僕もこのモデルさんみたいになってしまうのかもしれない。 何ケル・ジャクソンだ? やっぱり、ほぼモデルさんのようになってしまった。パッケージに偽りなし、である。 靴墨で顔を塗ってみたものの、マイケルジャクソンからはほど遠い。色が黒くて髪の毛がチリチリしてる人、以外の何者でもない。 まあ、仕方ない。マイケルと僕とでは顔も骨格も何もかもが違うのだ。あとは「マイケルになりたい」という強い気持ちでカバーしよう。 |
【ターゲットは『Beat it』】 今回、僕が真似する曲は「Beat it」である。1億枚以上の売り上げを記録したお化けアルバム、「スリラー」に収録されている大ヒット曲だ。日本語タイトルは「今夜はビート・イット」、ヴァン・ヘイレンがギターソロで参加していたりする名曲である。 プロモーションビデオでは、不良グループ同士の抗争が描かれている。不良たちのケンカをマイケルがダンスで仲裁するのだ。久しぶりにビデ オを見たが、やっぱりマイケルは格好いい。今から20年以上も前の映像なのに、ちっとも色褪せていない。マイケル以外の登場人物には「時代」を感じるが、 マイケルには古さを感じない。映像を見て俄然やる気が湧いてきた。 早速、真似ていく。 ベッドで歌うシーン まずは冒頭、マイケルがベッドの上で歌っているシーンである。最初うつ伏せで歌い始め、途中から仰向けになる。サビになるとガバッと起き上がり「ビート・イット!」と叫ぶのだ。 廊下で決めるシーン 続いて、部屋を出たマイケルがケンカしている不良たちの元に向う途中、廊下で踊るシーンである。会社のエレベーターホールで撮影した。 この辺りからマイケルは本格的に踊りだすので、それを真似るのがとても大変であった。普段取らないような姿勢ばかりなのだ。ちょっとした ヨガのようである。「スーパースリラースターセット」はナイロン素材なので凄く暑い。汗だくになりながら、「Beat it」の主要シーンを真似ていった。 |
2時間ほどで撮影は終わった。あとは画像を合成していくだけだ。マイケルの代わりに僕が不良グループを仲裁しないといけない。 どのシーンを真似ているのか、分かりやすいように各画面に「Beat it」の歌詞を乗せることにした。歌詞は翻訳ツールで日本語に翻訳した。翻訳ツールによって訳された「Beat it」は以下のようになった。「Beat it」をご存知ない方は参考にしていただきたい。 「それを打つ」 彼らは彼に伝えました、しない、常にこのあたりに来ます、あなたの顔とあなたがよりよく消えることを理解したくない。火はそれらの目にあります。また、それらの言葉は実際に明らかです。したがって、それを打つ、それを単に打つ。 あなた、一層よく実行された、もっと上手に行います、何、血液を見たいことができず、自己顕示の人でありえません。あなたは頑丈になり、よりよくなりたい、行う、何、あなた、できる、したがって、それを打つ、しかし、あなたは悪くなりたい。 それを単に打つ、それを打つ、それを打つ、それを打つ、 誰もどれくらい素朴か示して、破られたくありません、そして強い、あなたの戦いである。 それはしません、間違っているか正しい問題、それを単に打ち、それを打つ、それを単に打ち、それを打つ、それを単に打ち、それを打つ、それを単に打ち、それを打つ。 それらはあなたをよりよく得ようとします、少年になりたいことができない一方、許可およびあなたは人になりたい。あなたは生きていたい、もっと上手に行う、何、あなた、できる、したがって、それを打つ、それを単に打つ。 実際に脅えないことをそれらに示さなければなりません。生活で遊んでいます、これは真実でないかあるいはあえてする勇気があります、それ らはあなたをその後蹴るでしょう、それらはあなたにその後勝ちます、彼らは、それがそのように公平であるとあなたに伝えるでしょう、それに勝つ、しかし、 あなたは悪くなりたい。 それを単に打つ、それを打つ、それを打つ、それを打つ、誰もどれくらい素朴か示して、破られたくありません、そして強い、あなたの戦いである。誰が間違っているかか、あるいは正しいかということは重要ではありません。 では、和製マイケルジャクソンの一悶着をご覧いただこう。 |
【それを打つ】 ここで一旦衣装チェンジです。 衣装を変える Tシャツをブルーにして、スリムのブラックジーンズを履いた。マイケルっぽく丈も短くカットしている。 |
【マイケルへの道は遠く険しく】 いくら髪型を似せてみても、いくら顔に靴墨を塗ってみても、いくらナイロンの衣装を身につけても、僕がマイケルになれるはずがないのだ。合成してみてようやくあきらめがついた。 それでもこうやってなりきるだけで楽しかった訳で、やっぱりマイケルジャクソンは偉大なのである。 マイケルジャクソンの頭の中。真ん中の「友」はバブルスか? 脳内メーカーより (2007/10/22 住正徳) |